愛蘭土シチュー

　寒いときと忙しいときにありがたいのは、シチュー料理。ことこと煮とけば、ニ、三日楽しめる。
　シチュー用（要するに切り落としね）のラムは、いかな紀伊国屋でも１００ｇあたり￥２１０と安いので、店に出ているときに買っておいて、冷凍したり、即シチューを作ったりする。きょうは約３００ｇで￥１００引きのを見つけたので、大量にこしらえた。
　炒めもせず、ジャガイモ、ニンジン、玉葱とラムを、ブーケガルニ一個と塩で水からひたすら煮る。あくを取るのは、沸騰したときに一気に出たのをやる。二時間弱で、こんなふうにとろけるようになりまする。
　これと発芽玄米入りご飯という「粗食」もなかなか乙ですよ。ま、あとで、ナイトキャップのときにつまみを食べるけどね。

冬と春のマリッジ「牡蠣のオイスターソース和え＋菜の花」

　そろそろ冷凍ではない新物のホタルイカが出ていて、徐々に春の感じになってきたが、３月とはいえまだ牡蠣が食べたい。そこでいつもの牡蠣のオイスターソース和えに、ホタルイカの友だちの菜の花を添えてみました。
　牡蠣は水気がまったくなくなるまで、フライパンで乾煎りする。
　オイスターソースと葱をくわえて、もうちょっと煎る。
　電子レンジで２分チンして刻んだ菜の花を混ぜる。
　器に取ったら、鷹の爪を散らして、オリーブオイルをかける。

　とゆーわけです。冷めてもおいしい。
　なにを飲むかは、あとで考えよう。

ソーテルヌを使ったゆずマーマレード

　ずっと前にいただいたソーテルヌがずっとそのままになっていたので、土曜日に一念ホッキして、それを使い、ゆずのマーマレードをこしらえた。去年から今年にかけて、なんだかゆず長者なので、ぢつは何度もこしらえているが、こーゆー甘口の白ワインはあまりがぶがぶとは飲まないので、ぜいたくに使ったわけである。
　で、きょうはまたまた一念ホッキして、そうだ、ベルモットの代わりに使えばよいではないか、ということで、ウォッカ・コリンズの砂糖の変わりにソーテルヌを使ってみた。うむ、なかなかいける。ウォトカはむろんグレイグースである。とゆーことで、肴はショームにゆずマーマレードをあしらってみた。お皿の盛り付けがヘタなのは寛恕されたし。