女艦長アマンダ・ギャレット・シリーズ(続報) [翻訳]
もうだいぶ先が見えてきた……。企業秘密に関わるので、日にちまでは申しあげられないが、できるだけお待たせしないで読者のかたがたにお届けしたいと思う。
こういった本は紙の資料も色々使うが、ネット検索もかなり役立つ。今回は下記のサイトがことに役立ったので、紹介してお礼にかえたいと思う。
☆特殊部隊データベース アジア・オセアニア
http://www5f.biglobe.ne.jp/~sbu/DATABASE-AjiaOceania.htm
『世界の特殊部隊』ヴィジュアル版(原書房)にもそこそこは載っているのだが、インドネシアの特殊部隊に関する記述で役立った。
☆近代世界艦船事典
http://hush.gooside.com/Text/Jiten-Sakuin.html#anchor26664
クラスや艦名の英語表記は「ジェーン年鑑」FIghting Shipsで確認できるが、日本語表記を知るのに役立った。
☆Military Lingo
http://www.vetfriends.com/Lingo/index.cfm?i=5&startNum=41
ほかでは見つけられない軍隊隠語がいくつか解明した。ちょっと使いづらいかもしれない。
☆Hyper Arms
http://www.f5.dion.ne.jp/~mirage/message00/ss001.htm
このサイトはご存じの方も多いだろう。信頼できる情報が多い。
☆軍事百科事典
http://www003.upp.so-net.ne.jp/Zbv/index.htm
発展途上のようだが、使いやすいし、面白い情報がある。
紙の資料では、ちょっと変わったところで、『日本陸海軍事典』を使うこともある。例えばheadquarterは「師団」「旅団」では「司令部」だが、それ以下の部隊では「本部」――といったことの確認に使う。『坂の上の雲』もときどきぱらぱらとめくってみる。「薙射」という言葉はこの本から仕入れた。
アメリカ海軍の細かな事柄――1MCは艦内音声通信網(MC)のなかで「戦闘部署」「総員」に対するものである――というようなことを調べるのには、Naval Institute PressのThe Bluejacket's Manualが役に立つ。書き込みをしているせいもあるが、なぜか新しい第22版(1998年)より、前の第21版(1978年)のほうが使いやすい。
ついでながら、アメリカ海軍の階級は☆ひとつがCommodore(現実には階級ではなく役職の面が強い)だったのが、Rear Admiral (Lower Half)に変更された。陸軍准将とおなじ位だが、☆ふたつがRear Admiral (Upper Half)なので、それぞれ少将(下級)、少将(上級)とすべきかもしれないと思っている。