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『ラスト・ライト』その2――マクナブの英語 [本・読書]

 アンディ・マクナブには処女作の『ブラヴォー・ツー・ゼロ』からつきあっているが、はじめのころよりだいぶ英語がうまくなった(その分、表現が難しくなったが)。
 当初は、sortという動詞をよく使って、これが「整頓」「装備をそろえる」「身づくろいをする」「準備をする」など、じつに多くの意味に使われていた。ひとことでいえば(ちょっと関西弁ふうに)「始末する」ということだろうか。
 それから、Gucciを「ブランド品の」「高級品の」を意味する「普通形容詞」として使っていた。「グッチ」のコンバット・ブーツなど、あるわけがないものね。
 新しい俗語はインターネットで調べるとわかることが多いが、今回この『ラスト・ライト』に出てきた俗語でおもしろかったのは、builder's crack……画像を見たら一目瞭然。なんと「半ケツ」状態のことだった。ジャングルを匍匐前進するうちにジーンズがずりさがり、こうなる場面がある。
 生きていると、毎日学ぶことが多いなあ。
『ラスト・ライト』のくわしい内容については前の記事を参照のこと。

ラスト・ライト

ラスト・ライト

  • 作者: アンディ・マクナブ
  • 出版社/メーカー: 角川書店
  • 発売日: 2005/04/23
  • メディア: 文庫


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