ジョニー・マチス Let It Be Me--Mathis in Nashville [ギター・音楽]
1970年代に、いろいろなアーチストがナッシュヴィル・サウンドにあこがれて、ナッシュヴィルで録音した。このアルバムもそうかと思いきや……なんと2010年の録音なのだ。ブレント・メイスン(EG)、ポール・フランクリン(StG)、ジェリー・ダグラス(Dobro)など、錚々たるスタジオ・ミュージシャンをバックに、ジョニー・マチスが甘い声を聞かせてくれる。歌手になって50年を経て、マティスがカントリー・ソングを歌うのは、それらの歌がスタンダードになった――長い歳月を経て生き残ってきたからにほかならない。つまり、ここで歌われているカントリーは、マチスとおなじように半世紀を生き延び、スタンダードになった――ジャンルを超えた存在になったのだ。たとえば、シンディ・ウォーカーとエディ・アーノルドの曲、You Don't Know Meは、マイケル・ブーブレやハリー・コニック・ジュニアにも歌われている。Make The Wolrd Go Away(これもエディ・アーノルドのヒット・ナンバー)やPlease Help Me I'm Fallingなど、じつにツボにはまっている。いや、どの曲もすばらしいのだが。
Let It Be Me: Mathis in Nashville
- アーティスト:
- 出版社/メーカー: Sony
- 発売日: 2010/09/21
- メディア: CD
Harry Connick Jr. - Your Songs
- アーティスト:
- 出版社/メーカー:
- メディア: CD
You Don't Know Me: Songs of Cindy Walker
- アーティスト:
- 出版社/メーカー: Lost Highway
- 発売日: 2006/03/14
- メディア: CD