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ビン・ラーディン殺害のSEALはDevGruか?『キラー・エリート――極秘諜報部隊ISA』マイクル・スミス [本・読書]

 ウサーマ・ビン・ラーディンが殺害された――米政府の発表によれば、海軍SEALの作戦だったという。長期間の情報収集活動の成果でもあったようだ。ところで、2003年12月、サダム・フセインを捕縛したときのもようが、本書に描かれている。この任務を命じられたタスク・フォース121には、DevGru(海軍特殊戦開発群)がくわわっていたという。DevGruはSEALチーム6とも呼ばれる、SEALの対テロ特殊作戦部門である。ビン・ラーディンを殺害した部隊は、DevGruであったのあろうか? そして強襲のための情報収集にはISAがあたっていたのではないか? そういったことは、今後徐々に明らかになってゆくだろうが、本書の題名はこうした組織が「真の精鋭殺人部隊」になったことを示している。文庫という地味なつくりになったため、あまり注目を集めなかったが、貴重な秘密情報が多数ちりばめられている好著である。ご高覧あれ。☆「続報参照! やはりDevGruでした」


キラー・エリート 極秘諜報部隊ISA (集英社文庫)

キラー・エリート 極秘諜報部隊ISA (集英社文庫)

  • 作者: マイクル・スミス
  • 出版社/メーカー: 集英社
  • 発売日: 2009/11/20
  • メディア: 文庫



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