『南極の中国艦を破壊せよ』カッスラー&ダブラル [新刊!]
大地震や台風など、自然の力の前には、人間はほとほと無力だと思う。まだ被害の全貌は明らかになっていないが……たいへんな事態になった。むろん自然破壊が直接の原因ではないのだろうが、異常な暑さだった夏といい、大雪といい、地球になにか無理がかかっているのだろうか。被災者のみなさまの今後の無事、なくなったかたの冥福を祈りたい。
今回の舞台は南極である。中国とアルゼンチンが、南極大陸の一部の領有権を主張し、資源開発をはかろうとしていることが発覚、オレゴン号はこれを阻止すべく出動する。鄭和の大航海の直後、東をめざした中国艦隊の行き着いた先は……そこで一隻を見舞った悲運が現代によみがえる。
今回の舞台は南極である。中国とアルゼンチンが、南極大陸の一部の領有権を主張し、資源開発をはかろうとしていることが発覚、オレゴン号はこれを阻止すべく出動する。鄭和の大航海の直後、東をめざした中国艦隊の行き着いた先は……そこで一隻を見舞った悲運が現代によみがえる。