黄色いロールスロイス [映画]
久しぶりに夜更かしして見てしまった。ジャンヌ・モロー、シャーリー・マクレーン、イングリッド・バーグマンと、好みの女優が三人も出ているのにいままで見ていなかったのは不思議ぐらいなんだけど、たぶんレックス・ハリソンの顔と甲高い声が先に頭に浮かんだからだろう。
3話のオムニバスで、第1話はレックス・ハリソン(英貴族)が妻ジャンヌ・モローに黄色いロールスロイスをプレゼントしたことから話ははじまる。1964年だからジャンヌ・モローは36歳のはずだけど、もっと若く見えて、コケティッシュでかわいい。
第2話のシャーリー・マクレーンがこれまたかわいい。ギャングの婚約者で、イタリアに来ているのだが、チンピラのカメラマンとしてアラン・ドロンが登場する。59年の「太陽がいっぱい」のときとくらべると、すこし肉付きがよくなったような感じだが、シャープな不良っぽさは残っている。
第3話のバーグマンが、三人の美女のなかではいちばん年上だ。「誰が為に鐘は鳴る」よりずいぶん貫禄がついているが、それもそのはず、あれから20年もたっている。お相手はトール・ダーク・ストレンジャーのオマー・シャリフ。14歳も年下だぞ。となるとハーレクインなみのお話だが、ユーゴスラビアのレジスタンスに加わってバーグマンがロールスをすっ飛ばすなど、アクションも楽しめる。1960年代のオマー・シャリフは、「アラビアのロレンス」「ドクトル・ジバゴ」など、独特の風貌を活かした役柄で大当たりを出している。
「黄色いロールス」はとにかく楽しい映画だが、最後のエピソードではほろりとさせられる。さすがバーグマンだ。
3話のオムニバスで、第1話はレックス・ハリソン(英貴族)が妻ジャンヌ・モローに黄色いロールスロイスをプレゼントしたことから話ははじまる。1964年だからジャンヌ・モローは36歳のはずだけど、もっと若く見えて、コケティッシュでかわいい。
第2話のシャーリー・マクレーンがこれまたかわいい。ギャングの婚約者で、イタリアに来ているのだが、チンピラのカメラマンとしてアラン・ドロンが登場する。59年の「太陽がいっぱい」のときとくらべると、すこし肉付きがよくなったような感じだが、シャープな不良っぽさは残っている。
第3話のバーグマンが、三人の美女のなかではいちばん年上だ。「誰が為に鐘は鳴る」よりずいぶん貫禄がついているが、それもそのはず、あれから20年もたっている。お相手はトール・ダーク・ストレンジャーのオマー・シャリフ。14歳も年下だぞ。となるとハーレクインなみのお話だが、ユーゴスラビアのレジスタンスに加わってバーグマンがロールスをすっ飛ばすなど、アクションも楽しめる。1960年代のオマー・シャリフは、「アラビアのロレンス」「ドクトル・ジバゴ」など、独特の風貌を活かした役柄で大当たりを出している。
「黄色いロールス」はとにかく楽しい映画だが、最後のエピソードではほろりとさせられる。さすがバーグマンだ。
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- 出版社/メーカー: ユニバーサル・ピクチャーズ・ジャパン
- メディア: DVD