『カオスの商人』ジル・チャーチル [本・読書]
浅羽莢子さんの絶筆訳『飛ぶのがフライ』からもう二年もたってしまったのか、という感慨とともにこの本を手にしている。木村拓哉が好きな天才少女だった浅羽さんは、缶バッジを逆さにつけて、木村拓哉の顔がサカサマにならずに見られるようにしていたものだった。
このジェーン・シリーズはなかなかおもしろいので、再開されたのはよろこばしいことだ。題名はみんな駄洒落になっていて、本書の原題は「メナス(脅威)の商人」――このシリーズ、教養がないとよめませんぞ……てなことはありません。主人公のおっちょこちょい三枚目ぶりは、新訳者に似てる……かもしれませんな(失礼!)。
このジェーン・シリーズはなかなかおもしろいので、再開されたのはよろこばしいことだ。題名はみんな駄洒落になっていて、本書の原題は「メナス(脅威)の商人」――このシリーズ、教養がないとよめませんぞ……てなことはありません。主人公のおっちょこちょい三枚目ぶりは、新訳者に似てる……かもしれませんな(失礼!)。