10弦の響・リュミエール・ハバナ [ギター・音楽]
いっぺんに3枚届いたので、朝から聞きながら仕事をしていた。
「10弦の響」はチェロとギターという変わった組み合わせ。最初の「ブラジル風のバッハ」がなかなかよい。リズムの取り方が複雑な曲もある。ギターはそもそも音が小さいし、のびないので、チェロとの合奏はやりづらいだろう。すこし幽玄で、夜向き。
「リュミエール」の村治香織は、いつものように精確に音をかなでていて、音色もきれいで、安心して聞ける。前作からまたすこしたちかえった感じ。サティの曲の微妙な間合いがよい。ただ、すこし落ち着きのない曲もはいっているので、ギターをぼんやり聞きたいときにはどうかな。
「ハバナ」はじつにご機嫌で、力強い。楽しい。「南京豆売り」は、こんな解釈もあるのかと思った。この3枚のなかではいちばん気に入った。
ところで、チョウ・チン(趙静)は漢字だとアマゾンの検索では出てこなかった。
- アーティスト: 大萩康司 チョウ・チン, チョウ・チン, 大萩康司, ヴィラ=ロボス, ニャタリ, ボグダノヴィチ
- 出版社/メーカー: ビクターエンタテインメント
- 発売日: 2005/11/23
- メディア: CD