Merle Haggard "His 30th Album","A Working Man Can't Get Nowhere Today" [ギター・音楽]
マール・ハガードは、どのアルバムを聞いてもいい。これは名盤2枚のカップリング。初期のアルバムは、ジェイムズ・バートンのよくも悪くも癖のあるギターが聞きすぎていたのだが、この二枚はテレキャスターのトーンをすこし甘くしたロイ・ニコルズのギターがとてもいい。クロマチックのパシングトーンを微妙に使い、ジャズのようでもありながらカントリーらしさをけっしてくずしていない。テレキャスターというと、ギンギンの音だと誤解している向きが多いのだが、トーンは3~4ぐらいにしてリア・ピックアップを使うと、枯れた感じの音がよく出る。レコードをよく聞いてもらいたい。30th AlbumのニコルズのHonky Tonk Night Time Manのソロは秀逸だ。
Presents His 30th Album / A Working Man Can't Get Nowhere Today
- アーティスト:
- 出版社/メーカー: Beat Goes On
- 発売日: 2004/08/30
- メディア: CD