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ミステリアス翻訳・周辺小賞(仮) [雑記]

――というのを「大賞」がうまれる前からマジで考えていた……いや、やるかもしれない。これはノミネート制で、条件をつける。
(1)デビューしてから10年ほどであること。(ただし、細かいことはいわない)
(2)初版発行部数が文庫1万部前後、ハードカバーやポケットブック版では5千部以下であること。(ただし、細かいことはいわない)
(3)自薦、もしくは編集者の推薦で、30字程度のコメントをつけること。コメントとその本は当ブログに掲載する。
(4)年に1冊しかノミネートできない。インセンティブとして、ノミネートには些少の参加賞が出る(たとえば¥500の図書券とか、だれもいらないようなお手製の栞とか)。
(5)ロマンス物その他を排除しない。だいたいパラノーマルって、「魔境原人」の世界でしょ。それに、NFでも伝奇的・猟奇的な要素があればよい。
(6)順位をつけず、5作5人を選ぶ。
(7)訳者に対する賞であるので、読みやすい本であることが望ましい。
――詳しくは吉野仁さんのHPhttp://homepage2.nifty.com/yoshinojin/index.htmlを参照してもらいたのだが、以下はそこからの引用。

で、『ダ・ヴィンチ・コード』のごとき超のつくよな話題作、年末ベストテンの堂々第1位、有名な賞の受賞作が、いくら何万何十万何百万と売れようとも、多くの人はなかなかその先に進まず、他のめちゃ面白い(とマニアや読書家が思う)本まで手を出さない。
 なぜかといえば、そういう人たちは面白がるための「コンテキスト」が足りないからではないのか。

――ということれあればして、計量的な手法でベストを選ぶと、選択肢が収斂する可能性が高い(現にミステリー大賞がそうである)。結果は最初からある程度読めているわけであるし、裾野まで効果がひろがらない。
――だから「周辺小賞」では。

(8)選者ひとりの独断と偏見で選ぶ。

このほうがおもしろそうでしょ? いまのところは春の夢だけどね……。

怪奇探偵小説名作選〈10〉香山滋集―魔境原人 (ちくま文庫)

怪奇探偵小説名作選〈10〉香山滋集―魔境原人 (ちくま文庫)

  • 作者: 香山 滋
  • 出版社/メーカー: 筑摩書房
  • 発売日: 2003/09
  • メディア: 文庫



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