『シミタールSL-2』増刷! [新刊!]
この本のあとがきを書いた時点では、北朝鮮は施設の一部を破壊するなど、核開発を中止するように「見せかけて」いたので、核を放棄させる交渉には「実質的な進展がない」という部分にチェックがはいったのだが、案の定、北朝鮮は核開発再開への動きを加速している。寧辺だけではなく、ここに出てくるような山中の秘密核施設があることは、じゅうぶんに考えられる。ミサイルという危険なおもちゃをもてあそぶ北朝鮮がこの先どうなるのか、金正日の健康問題も合わせて、いよいよ目が離せなくなってきた。