SSブログ

日本人が知らない「儲かる国」ニッポン [新刊!]

 われわれは日常生活で、いろいろ腹立たしいこと、理不尽なことに出会い、なんとか改善されないものかと思う。
☆不動産取引――不動産屋は「仲介業者」とはいえ、どう考えても「売り手」「貸主」の側に立っている。そちらとの取り引きのほうが濃い関係だからだ。
☆医療――手術をするとき、執刀医に多額の謝礼をするのは、ほとんど慣習になっている。セカンドオピニオンを求めれば嫌な顔をされる。大きな病院で診察を受けるのは一日仕事になってしまう。
☆金融――おおかたの銀行は、どう考えても、カスタマーをだいじにしているとは思えない。ほんとうのサービスとは、ティッシュやお絞りをくれることではない。
――といった、だれもが感じている不便を、ビジネスチャンスに結び付けよう、という本である。じっさいにそれを実践して利益をあげている起業家もいる。そうした実例も説明されている。小泉改革とは(まったく)べつの、民間の改革のヒントがここにある。

日本人が知らない「儲かる国」ニッポン―外国人起業家が教える成功術

日本人が知らない「儲かる国」ニッポン―外国人起業家が教える成功術

  • 作者: ティム・クラーク, カール・ケイ
  • 出版社/メーカー: 日本経済新聞社
  • 発売日: 2006/06
  • メディア: 単行本


nice!(0)  トラックバック(1) 
共通テーマ:

nice! 0

トラックバック 1

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。