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『第二次世界大戦 湧き起こる戦雲』チャーチル [新刊!]
ノーベル文学賞を受賞したウィンストン・チャーチルの超大作『第二次世界大戦』全六巻がついに刊行を開始しました。単独訳で年一巻を六年計画で訳していきます。参考資料はあとがきに記しましたが、たとえば古い英語の語義について、今後メモを書く予定です。なにはともあれ書店でごらんあれ。900ページ超えの迫力です。著者による補遺もかなり価値が高い。第二次世界大戦について唯一無二の実記といえるでしょう。
図書館ブックフィルム [小物・文具]
最近、とみにボロボロになる辞書が増えてきて、これが活躍している。各種あるのだが、これは使いやすい。べつの補修テープの上から貼ることもできる。
デビカ 絵本 補修テープ クリア 5cm×10m 図書館ブックフィルム (色焼け防止 UVカット仕様) 043502 2本セット
- 出版社/メーカー: デビカ
- メディア: ホーム&キッチン
『インテリジェンス用語事典』 [本・読書]
『暗黒地帯』クランシーのオプ・センター [本・読書]
ウクライナ情勢が、いよいよきな臭くなってきた。NATOと米軍は東欧への戦力増強を行なっている。この本は、状況は異なるものの、ロシアとウクライナの国境付近の騒擾を描いている。
暗黒地帯(ダーク・ゾーン)(上) (扶桑社BOOKSミステリー)
- 出版社/メーカー: 扶桑社
- 発売日: 2021/09/02
- メディア: Kindle版
暗黒地帯(ダーク・ゾーン)(下) (扶桑社BOOKSミステリー)
- 出版社/メーカー: 扶桑社
- 発売日: 2021/09/02
- メディア: Kindle版
チャーチル・ファクター ボリス・ジョンソン著 石塚・小林訳 [本・読書]
危機の指導者チャーチル 冨田浩司著 [本・読書]
第二次大戦、諜報戦秘史 岡部伸著 [本・読書]
大英帝国衰亡史 中西輝政著 [本・読書]
歴史のツボを心得ているとてもよい本だ。たとえばレンド・リース法(武器貸与法が誤訳であることも指摘されている)がイギリスを縛る罠で、そのためにイギリスの貿易が禁じられ、衰亡につながったことが説明されている。イギリスは本土防衛戦に勝利したが、外貨準備は底をついていた。「帝国が千年つづいたとしても、あれが帝国最良のときであったと語られるようにふるまおう」とチャーチルは演説したが、それは帝国最期のときでもあった……。この訳にも感銘を受けた。Their Finest Hourはしばしば「もっとも輝かしいとき」と訳されているが、finest は堂々と、立派に、善戦したことを指している。この時機が「輝かしい」はずがないではないか。
手帳、ノート、カレンダーなど [小物・文具]
手帳は毎年おなじものにしたいので、Moleskinのウィークリーダイアリーを使っている。単語や訳語のメモはアナログに回帰し、コクヨの情報カード(シカ)とマルマンのルーズリーフを使っている、マルマンのルーズリーフは、リングが金属製なのがいい。これは場所をとらないA5にした。カレンダーは毎年、歳時記のもの。
Moleskine 2022 12-Month Weekly Pocket Softcover Notebook
- 出版社/メーカー: Moleskine
- 発売日: 2021/06/10
- メディア: カレンダー
コクヨ 情報カード 横罫 5x3サイズ 100枚 シカ-30
- 出版社/メーカー: コクヨ(KOKUYO)
- メディア: オフィス用品
マルマン ルーズリーフ バインダー A5 ジウリス 20穴 ベージュ F290-21
- 出版社/メーカー: マルマン(maruman)
- 発売日: 2019/01/26
- メディア: オフィス用品
PERIL 危機 ボブ・ウッドワード&ロバート・コスタ [新刊!]
ウッドワードの「ホワイトハウス」物の新作が、コスタとの共著で刊行された。あいかわらず面白い。民主党はホワイトハウスを得ただけではなく、上院で50対50になり、ハリス副大統領に1票があるので、多数決で議案を成立できる……と思いきや、ウェストバージニア州選出の一匹狼、マンチン議員が反対するだけで、それが成り立たなくなる(最近もそうなったばかり)。今回は、そういった議会での駆け引きも興味深く描かれている。議事堂占拠事件についても詳しい。いまのアメリカを知るための必読の書だ。
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