気になることば [翻訳]
軍事関連の訳語はほんとうに間違いが多い。「射程距離」「着弾」などは、よく使われているが誤り。COも無頓着に司令官などと訳されているが、「官」がつくのはお偉いさんだけ。その場に応じて、中隊長、小隊長、指揮官などと訳さなければならない。それから、海と空では、たとえ原文がmileでも、「海里」のことを指す。また、海上では「速度」ではなく「速力」という。理由はおして知るべし。ノットに「時速」がついていると、あきれるしかない。RPGは「ロケット推進擲弾」と訳されることが多く、米軍側の用語としてはそれでもよいが、これはたまたまロシア語のRPG(携帯式対戦車擲弾発射機)をうまく置き換えたにすぎない。また、RPGは歩兵が携帯するもので、重火器の「ロケット弾」とは異なる。以下のHP、かなり参考になるが、「射程距離」だけは気になった。
http://hnishy.la.coocan.jp/militerms.html
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クリップ [小物・文具]
原書をとめるのに、長年BOXYのクリップを使っているのだが、むろんいまはなかなか手にはいらない。最近見つけたこのクリップは、厚くても挟めるので便利だ、
フェリモア クリップ 音符 色 たっぷり メモクリップ 文房具 楽譜 音楽 付箋 ポップな多色使い (60個セット)
- 出版社/メーカー: フェリモア
- 発売日: 2020/01/31
- メディア:
『機甲戦の理論と歴史』など [本・読書]
新しいジャンルが翻訳中に出てくると、けっこう資料を買い込む。ひとつの言葉を捜すのに、一冊をざっと読まなければならないこともある。今回は機甲戦とロシア軍に関するものを集めた。
戦車の戦う技術 マッハ5の徹甲弾が飛び交う戦場で生き残る (サイエンス・アイ新書)
- 作者: 木元 寛明
- 出版社/メーカー: SBクリエイティブ
- 発売日: 2020/01/31
- メディア: 新書