『国際秩序』ヘンリー・キッシンジャー [新刊!]
中国はなぜ国際ルールに従おうとしないのか? イスラム世界はどうして混乱を極めているのか? アメリカの威信はどうなっているのか? イギリスのEU離脱はどうなるのか? 日本の安全保障はどういう方向に進むのか? こうした疑問を考えるには、歴史の考察が欠かせない。現在の世界秩序の根本は、ヴェストファーレン条約によって築かれた。kれは佐藤優や池上彰も『大世界史』で述べているが、『大世界史』はなにせ新書であるから、簡約である。このキッシンジャーの世界史は、より包括的にさまざまな世界や社会の歴史をひもといている。いまや必読の書であるだろう。早くも3刷!