『モサド・ファイル』バー=ゾウハー(文庫版) [本・読書]
文庫化されるにともない、前にハードカバーについて指摘したDC-3型「貨物機」、ハーキュリーズC-130輸送機、といった珍妙な表記はだいぶ減ったが、それでもまだ、ちょっと不思議な訳語が残っている。
P34 空挺部隊のデモ隊員 爆破(DEMO)担当?
P52 軍用貨物機 民間は「貨物機」、軍用は「輸送機」と呼ぶのがコモンセンス。P89など、「貨物機」多出。
P85 GRU「連邦参謀本部諜報部」 「連邦」はこの語に含まれていない。正確に訳すと、(ソ連軍)参謀本部情報総局
P190 ――当時はSS大佐――スコルツェニーの最終階級を大佐とする資料もあるが、それでも昇進は1945年4月20日としている(日付からして、終戦があまりに近く疑問が残る)。「中佐」というのが通説で、いずれにせよ、バルジの戦いの時点では「中佐」(上級大隊指揮官)だった。英文では中佐でもLieutenantをとり、Colonelですませる場合が多いので、要注意。
P265 ムハバラト(秘密諜報機関) P244に多出しているが括弧入りの訳なし。
P284 セミオートマティックの小銃 セミ・オートマティック・ライフルもしくは半自動小銃。引き金を引きっぱなしで連射(オートマティック)できないもの。
P330 ミサイル艇三艘 ミサイル艇は「ゴムボート」を「何艘」か積むような大きさだから、「隻」にすべき。P315の「ミフタハ」はサール級で、「ミリタリー・バランス」によれは92年の時点で6「隻」ある。
P390など 射程距離→「射距離」もしくは「射程」。路程、旅程、行程などとおなじこと。
大砲の数え方の単位 「基」→「門」軍艦の砲塔のように多連装の場合は「基」
P494 サイェレットマトカル特殊部隊 サイェレットマトカル=参謀本部偵察部隊だから、スペシャル・フォース特殊部隊という表現とおなじでおかしい。「特殊部隊サイェレットマトカル」とすべき。
P491 特殊部隊シャルダグ「イェヒダト・シャルダグ」「カワセミ部隊」。空軍/航空宇宙軍特殊部隊。
P34 空挺部隊のデモ隊員 爆破(DEMO)担当?
P52 軍用貨物機 民間は「貨物機」、軍用は「輸送機」と呼ぶのがコモンセンス。P89など、「貨物機」多出。
P85 GRU「連邦参謀本部諜報部」 「連邦」はこの語に含まれていない。正確に訳すと、(ソ連軍)参謀本部情報総局
P190 ――当時はSS大佐――スコルツェニーの最終階級を大佐とする資料もあるが、それでも昇進は1945年4月20日としている(日付からして、終戦があまりに近く疑問が残る)。「中佐」というのが通説で、いずれにせよ、バルジの戦いの時点では「中佐」(上級大隊指揮官)だった。英文では中佐でもLieutenantをとり、Colonelですませる場合が多いので、要注意。
P265 ムハバラト(秘密諜報機関) P244に多出しているが括弧入りの訳なし。
P284 セミオートマティックの小銃 セミ・オートマティック・ライフルもしくは半自動小銃。引き金を引きっぱなしで連射(オートマティック)できないもの。
P330 ミサイル艇三艘 ミサイル艇は「ゴムボート」を「何艘」か積むような大きさだから、「隻」にすべき。P315の「ミフタハ」はサール級で、「ミリタリー・バランス」によれは92年の時点で6「隻」ある。
P390など 射程距離→「射距離」もしくは「射程」。路程、旅程、行程などとおなじこと。
大砲の数え方の単位 「基」→「門」軍艦の砲塔のように多連装の場合は「基」
P494 サイェレットマトカル特殊部隊 サイェレットマトカル=参謀本部偵察部隊だから、スペシャル・フォース特殊部隊という表現とおなじでおかしい。「特殊部隊サイェレットマトカル」とすべき。
P491 特殊部隊シャルダグ「イェヒダト・シャルダグ」「カワセミ部隊」。空軍/航空宇宙軍特殊部隊。
モサド・ファイル――イスラエル最強スパイ列伝 (ハヤカワ・ノンフィクション文庫)
- 作者: マイケル・バー゠ゾウハー&ニシム・ミシャル
- 出版社/メーカー: 早川書房
- 発売日: 2014/10/10
- メディア: 文庫