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ことばの美学62 ボトル入れますか? [雑記]

「ワインのボトルを」という訳文が出てくると、またか、キホンができていないとがっかりして読む気を失う。a bottle of wineは「一本のワイン」、a glass of wineは「一杯のワイン」、これ常識。a can of beerは「ビールの缶」じゃなくて「缶ビール」、a pintは「ビール一杯」、これ常識。bottleもcupも主体は容器ではなく中身だから、訳さなくていい場合が多い。「テーブルのワインを持って、グラスに注いだ」という簡潔な文にすればいいのに、どうして「ボトル」を入れるのか? 貴女、カラオケスナックのママさん? ゴヤクに関する本を出している御大も、「空のワインボトル」と書いていた。「ワインの空瓶」というのがふつうの日本語でしょう。もしかして、英語は得意でも、日本語は苦手?
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