『編集者の仕事』柴田光滋 [本・読書]
「本の魂は細部に宿る」という副題が示しているように、魅力的な紙の本がいかにつくられるかが物語られている。天地のスペースやノンブル(ページ番号)さえゆるがせにはできない。また、いまでは文庫では新潮文庫だけになってしまったスピン(紐状のしおり)ひとつとっても、この版元がいかに本つくりに心を砕いてきたかがわかる。翻訳も含めて、本つくりにかかわっている人間は必読の書。
この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。