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10歳から100歳までできる英語のおべんきょう(4) [英語]

 小学校でローマ字(しかも現実に使われているヘボン式ではないもの)を先に習ってから英語に移ると、あれえ? つづりどおりに読まない……と、とまどうことになる。
 しかし、英語のつづりと発音のあいだには一定の方式があって、その関連性を探し当てて読む方法が工夫されている。これがあれば、発音記号を見なくても読み方がわかる。
 たとえば、cとgは、あとにくる文字によって二種類の読み方になる。
 c+eもしくはiもしくはyは「s」……cent、cinemaなど。c+aもしくはoもしくはuもしくは子音および語尾のcは、「k」……cat、cup、comicなど。
 ちょっと書ききれないが、これはフォニックス方式といって、なかなか便利なものだ。アメリカの辞書には、発音記号がなく、この「o」はsawの「オー」だよ、などというふうにページの余白に表記されている場合がある。それにぶつかったときも、これを知っていれば簡単に読める。このルールについては、「ニューヴィクトリーアンカー英和辞典」の巻末に詳しい説明があるので、そちらを参照して欲しい。
 この辞書の「ミニ会話」の項目は、ちょっとしたやりとりに役立ちそうだ。coffeeのところにはHow would you like your coffee? 「コーヒーはどのようになさいますか?」
With cream and sugar, please. 「クリームと砂糖を入れてください」とある。
 またその下の「文法」には、coffeeが数えられない名詞(不可算名詞)であることが説明され、ふつうは a cup of coffee とするとしてから、「店で注文するときなどは、簡単に A coffee でもよいと書かれているのは、とても親切だと思う。
 中学生や高校生向けの辞書は、あんがい丁寧に作られているので、いろいろな場合に役立つし、絵がフロクがあって楽しいから、ときどき買って眺めたくなる。

ニューヴィクトリーアンカー英和辞典―和英・活用ガイド・CDつき

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  • 作者: 野田 哲雄
  • 出版社/メーカー: 学習研究社
  • 発売日: 2005/10
  • メディア: 単行本


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